ぶんぶん |
強風のこと。または・・・
飲んでいるときに、スイッチが入り、ハイになること。 |
○○君万歳! |
「おやすみなさい」の意味。
夜中の12時過ぎに、家の前にきて寝ている人に挨拶
するので、とても礼儀正しい。 |
まかない |
祭りの準備中に、組員の食事の支度をすることやその人達のこと。
おもに先輩達が面倒をみてくださり、若い衆何人かが、手伝いをする。
「凧持ち3年、まかない5年」といわれる程、重要な裏方 |
見えなんだ! |
一気呑みの際に、先輩達がよく口にする言葉
「もう一回一気呑みをさせてあげる」という涙の出るほど優しい気持ち。 |
虫干し |
秋の天気の良い日に、屋台や凧やお囃子道具を出し、陽や風に当てたり、ナフタリンを替えたりする作業 |
屋台 |
「御殿屋台」なとどとは言わない。屋台は屋台。 |
屋台小屋 |
屋台をしまっておく置場。屋台小屋内は、誰であろうと絶対禁煙で火気の持込絶対禁止。 |
よこ天 |
天神町、もしくは天神町の凧の呼称、愛称。
凧印の「天」が斜めに傾いていることから、こう呼ばれる。
浜松祭りに出ていて「よこ天」を知らないと「モグリだら」と言われるぐらい、歴史と伝統が染みた呼び名。 |
若い衆 |
おもに「監督」連中を指す言葉だが、自分より下の立場の人は、幾つになっても、どんな時でも「若い衆」 |
正装 |
御祭り本番用のいでたち
天神町の法被は黒と紺だが、元来、浜松で黒い法被を作ったのは、天神町が最初である。 |
前夜祭 |
5月2日の夜に実施される飲み会で、明日の本番に向けて、仲間意識を再確認するためと、気合を入れるために行われる。 |
だぁだぁ |
大酒を呑んだために、わけがわからん様になった状態。 |
凧の耳持ち |
凧を揚げるときや糸目を付けるときに凧をもつ役目の人。
若い衆がやることが多いが、要領を得ないと先輩から、どげんつくがとんでくる。 |
タチ |
糸目の中心を標準より下につけてある凧のこと。
凧が立って揚糸が利くので、タチ同士の凧合戦は糸がブチ切れて面白い |
引き綱 |
屋台を引っ張るための綱 |
つぼ |
一升瓶のこと |
テギ(転機) |
凧糸を素早くだしたり引いたりする為の滑車のついた道具。
凧合戦のルールとして、ひとつしか使用してはいけない。
振り回せば、凶器と化す。 |
天組凧揚會の唄 |
代々歌い継がれている。本番中は5日の凧揚げ終了後に会場の本部前で必ず唄う。
夜の初練では必ず唄う、歌詞が実に泣かせる。 |
突っ張り |
凧の張りのこと。張っっている糸もトッパリと言う。
突っ張りの高さは凧印の「天」のある秘密の部分の長さと同じで、これを知れば現場でサシがなくても高さを決めることができる。 |
にぃ・にぃ・さん・し |
天組凧揚會の唄の俗名で、唄い始めには必ず組長のこの掛け声で唄い始める。 |
ノシ |
糸目の中心を標準より上につけてある凧のこと。
ノシすぎている凧は、高く揚がっているとき、凧が真下を向いているので分かる。 |
馬鹿囃子 |
天神町のお囃子の曲目のひとつで、ノリのいい曲だが、元来天神町のお囃子は上品な「京囃子」のため、屋台が町内にはいってから、数百mの引回しのときに限って演奏される。 |
初凧 |
初子さんの名前とお施主さんの家紋が入った凧。
お祭りが終了すると、家紋と名前の部分を切り取ってお施主さんにお渡しすることが多い。 |
カミ |
風上のこと
「カミにあがる」は、糸先や糸枠などが、風上に移動すること |
ガラ |
凧糸を勢いよくだすこと |
かたくだす |
凧糸を少しずつ、ゆっくり出すこと |
昨日の記憶んない |
1部の人がよく使う朝のあいさつの言葉
とても幸せそうな言葉 |
くすがる |
お酒を呑みだし、楽しくて帰らなくなる様子 |
はんし |
寄付の意味。町民の皆様が、御祭りの成功を願って出す篤志。
多くの方の寄付でお祭りが成り立っている。寄付された内容を半紙に書いて、貼ることから生まれた言葉。
ちなみに、天神町の提灯、屋台その他の小道具に、寄付した人の名は入っていない。御祭りをきれいに見せたいと願う町民の意思が、寄付者の名を隠すという行動となっている |
組凧 |
初凧以外の天組の凧 |
子糸 |
親糸とちともに、糸目に張る糸 |
子骨 |
凧の骨組の1部。小骨ではない。 |
先まわり |
揚がっている凧の下に待機し、凧が落ちた場合の回収にあたる役目。
主に先輩達がこの仕事を引き受けてくれる。
風がなくて凧が揚がらないときは「酒まわり」 |
仕上げ |
引回しのため、しまってあった屋台を屋台小屋からだしてきれいにすることで、幕や彫り物を取り付け完成させる。
会所開きの日に、行う。 |
支度 |
おまつりの準備のこと
若い衆の支度は3月下旬から、会所開きは4月上旬の吉日 |
尻尾 |
凧の尻尾の縄
天神町の尻尾の長さは・・・・門外不出の秘密 |
尻尾骨 |
凧の骨組の1部、尻尾を縛る骨 |
ジャパン |
日本酒のこと |
ポン酒 |
日本酒のこと |
十文字 |
凧の骨組の1部 |
修理袋 |
子糸・麻・紙・糊・竹などが入った凧の補修用道具袋
常に糸枠にぶらさげてある |
五十番 |
支度のあと、良く食べにいくラーメン屋さん |
明るいハゲの会 |
某有志の会、本人が気付かぬうちに会員になっていることが多い
誰も自分が会員だと認めたがらない不思議な会 |
揚げつけ |
凧を揚げること
糸の出し引きを繰り返しながら、凧が安定する高さまで持っていくこと、人により揚げつけの仕方が微妙に異なり面白い。
しかし、揚げつけの仕方の根本的な基本は、歴代組長に伝統として受け継がれてきている。 |
あたける |
酔っ払って暴れる状態
しらふでも、虫の居所が悪く周囲に当り散らす状態をいう |
いただきます |
「勘弁してください」の意味
お酒をつがれたとき、往生して使う言葉 |
糸先 |
凧糸をもつ先頭の人
凧の様子や糸の重さを感じて凧をあやつる
糸先に2〜3人いれば凧は揚げられる。 |
糸目 |
凧と揚げ糸をつなぎ、凧の角度を決める重要な糸または、その糸の角度のこと |
糸枠 |
凧糸を巻いておく枠
きれいに糸を巻くのは非常に難しい |
糸をくれてやる |
凧糸を出すこと |
梅鉢 |
天神町の氏神様である天神社の紋所
法被や手ぬぐい、提灯にデザインされている |
親糸 |
糸目を決める3本の糸
「みついと」ともいう |
会所 |
天組凧揚會の本部
支度中は天神社社務所が会所として使われる |
かきね結び |
糸目を凧にしばるときの結び方
新人が最初に覚えることの一つ |
朝帰り音頭
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支度期間中に、呑み足りない人がどこかに呑みに行き、家路に帰るときに皆で歌いながら帰る。 |